機能から今日にかけてほんとうによく晴れました。

まずは夕方から。西の空には金星が。午後7時30分

望遠鏡では大気のゆらぎが大きかったのですが、

望遠鏡での金星20180601

夕方、少し明るい空の中の金星もいいのですが、少し遅め、夜8時になると・・・

「さらに見えるようになったな」という感じですね。金星の上の二つは右が「カストル」左が「ポルックス」です。

夕方、東の空には木星も見えています。

望遠鏡だと・・・

縞模様がいい具合に見えていました。1枚ものだとこんな感じです。

まわりにも衛星が4つ、「ガリレオ衛星」「4大衛星」とも呼ばれています。4つとも見えています。

そしてそれから5時間ほど過ぎた午前0時すぎ。

木星は南から少し西よりに

望遠鏡では木星は縞模様・・・それに

下(南)の縞模様のやや左に赤い丸い模様が、「大赤斑」です。直径は地球の2~3倍、今朝未明はとくに赤く見えていました。「赤いな、いい色だ。」つい言いたくなります。

衛星は・・・エウロパがいない!木星のうらにかくれました。衛星がまわっている証拠。ガリレオ・ガリレイもこれをみていたんですね・・・

そしてその東には

2018/06/02 0時

月とその右(西)には土星とさそり座のアンタレス、また月の左(南東低く)には赤い火星が見えています。

月はいいですねぇ・・・欠けてくると望遠鏡でも見ごたえがでます。

土星もよく見えました。

そして火星は・・・赤い!「赤いな、実にいい色だ。(またですが)」どんどん昇ってきます。通常の「3倍早い」ことはありません!低いと早く昇って見えます。「目標をセンターに入れて・・・スイッチ、もといシャッター」

ロックオン!火星は南(下)に白く見えているのは火星の南極、「極冠(きょっかん)」と呼ばれています。黒っぽく模様も見えてきました。望遠鏡の口径は15cmやはり土星の模様を見るにはこれくらいの口径が必要なのです。それにしても火星大接近の年らしくずいぶんよく見えてきました。

最期にYoutubeの実際の動画をアップロード。現実はこのようにゆらいでいますし、これでもかなり拡大しています。15cm望遠鏡でこれです。