新型コロナウィルス拡大防止に対応した天体観望会、プラネタリウムを終了し通常開催いたします

 

下記のとおり実施しておりました対応は新型コロナウィルス対応が5塁移行に伴い通常開催いたします。

 

 

 

 

緊急事態宣言が各地で解除され、拡大防止対策に留意した施設、イベントが再開されることになりました。

今後は天体観望会、プラネタリウムにも新型コロナウィルスの拡大防止対策を求められることを考慮し、実施に際しても必要な措置をしたうえで開催させていただくことにいたしました。

天体観望会

  • 望遠鏡1台につき1名のスタッフを配置し、観察者1名ごとに接眼部の消毒に対応する。
  • 来場者の待機列は1.5m以上の間隔を確保するようガイダンスを実施する。(LEDマーカーも併用する場合があります。)
  • 行列は間隔確保を優先し、会場に合わせて1台あたり10~20名程度に制限する。
  • 解説は拡声器を使用し、来場者との距離を確保する。
  • 消毒対応にあたり位置ずれを極力低減するため重量のある中口径以上の望遠鏡を使用する。
  • 観望補助器具は原則踏み台を使用し、会場には消毒液を配置する。
  • バリアフリーシステム使用の場合は換装と消毒対応にかかる時間に留意し、開催者に了承いただく。
  • 観望会前解説にあたっては講演会開催対応に合わせたものとし、定員にも制限をする。
  • 解説者、補助員も含めてマスク着用、消毒対応を徹底する。
  • 来場者にはマスク着用、消毒対応を徹底していただきソーシャルディスタンス確保を徹底していただく。

講演会、オープンプラネタリウム

  • 来場者の着席間隔をじゅうぶんに確保し、各行政および施設で定めた感染防止定員を遵守する。
  • 解説は拡声器を使用し来場者との距離を確保する。
  • 会場にはプラネタリウムよりプロジェクターやオープンプラネタリウム・ファントムを使用する。
  • 公演時にはマスク着用とし、手指消毒を徹底する。
  • 来場者にはマスク着用、消毒対応を徹底していただくよう案内する。

エアドーム・プラネタリウム

  • 6mエアドームの定員を1回あたり15名とし来場者間の間隔をじゅうぶんに確保する。
  • 換気はエアドーム送気を常に最大作動させ、1回ごとに換気を行い回の間隔を20分確保する。
  • 設置会場も体育館などの窓を開放するなど換気を確保していただく。
  • ドーム待ち行列は間隔を1.5m以上確保しガイダンスを行う人員を配置する。
  • 解説者はマスク着用を徹底し、解説中は移動してのパフォーマンスは当面行わない。
  • スタッフにもマスク着用、適宜消毒対応を徹底させる。
  • 来場者にはナスク着用、消毒対応を徹底していただくよう案内する。

上記以外にも会場に合わせて感染防止対応を行っていただくよう協議したうえで開催できるよう進めてまいります。

※よくあるお問合せ

Q:接眼部の消毒対応はどのように行いますか?

A:消毒用エタノール含有の不織布を使用します。1人、1回ごとに使い捨てですので布の使いまわしはしません。

 

Q:エタノール過敏症の方にはどのように対応しますか?

A:接眼部のエタノールが十分揮発してからご案内します。消毒用エタノールは高濃度のため数秒で揮発しますので交代時間の間にほぼ完全に揮発します。また、消毒にはエタノールを使用することを観望会開始前に周知します。

 

Q:ソーシャルディスタンス確保にはどのような対応をしますか?

A:望遠鏡待機時には必要に応じでLEDマーカーで距離の指標とします。また解説前には間隔をあけていただくようマイクアナウンスいたします。屋外での星空解説時にもソーシャルディスタンス確保を案内し、高輝度LEDポインターで解説いたします。

※安全確保を第一にするため、当天文台の観望会ではレーザーポインターを使用しません。

 

Q:接眼部のエタノール消毒は新型コロナウィルス拡大防止で初めて行うのですか?

A:いいえ。従来より観望会終了ごとに接眼部の消毒は感染症防止のために徹底して行っておりました。頻度が増えただけと考えております。

 

Q:エタノールを使用することで接眼レンズ(アイピース)は傷まないのですか?

A:接眼レンズ(アイピース)はコート劣化、侵食によるくもり、内部の腐食等が発生します。しかし従来より観望会での接眼レンズ(アイピース)は「半消耗品」と考えており、1~最長数年で廃棄しています。グラウンドの砂埃や多人数による皮脂汚れ、感染症防止の消毒などで寿命が短くなるからです。多人数が参加する天体観望会では頻度は違いますが、従来より消毒対応は必要なものとして行っていました。

 

Q:接眼レンズ(アイピース)は使い捨て程度の簡易なものになりますか?

A:いいえ。天体観測にじゅうぶんな精度でかつ一般の方にも見えやすいものを従来どおり使用しております。工場からの直接購入によりコストを抑え、従来より大量購入し実施しています。(幼児でものぞきやすいPL、Or、Kタイプを主に使用しています。)

 

Q:スマートフォン、コンパクトデジカメでの撮影は従来どおり行えますか?

A:従来より撮影可能な観望会では行っていただけます。ただし従来どおり観望する方を最優先で行っていただくようお願いいたします。肉眼での観望を待っている方がいらっしゃるときにはご遠慮下さい。また撮影の場合でも感染防止のため、接眼部の消毒対応は行います。

 

Q:バリアフリー・システムの場合はどのような対応になりますか?

A:大型ディスプレイもしくはプロジェクター投影の場合は接触がないため従来通りで行います。ただし会場内に設置のエタノールで適宜手指の消毒は行っていただけます。手元でのタブレット端末の場合はお一人ごとに端末機器の消毒対応を行います。