昨日は中秋の名月、お月見の日でしたが・・・

昨日は神戸、花隈自治会さんによる花隈公園での「お月見」でした。

昼間は時折雨が降る天候で出店などは中止となり、観望会だけに。

一面曇天のために、曇天用解説PCとプロジェクターの用意を。電源容量があるのでCanonプロジェクターで。昼間でもみえます。

夕方になり、誘導のランタンが灯りました。地元のお子様が手作りのペットボトル・ランタンです。解説も地元、花隈の歴史とあわせた解説。ここは昔の歓楽街として有名な地、お月見は重要な年中行事だったのです。(もちろんお子様向けに話しました!)

さて・・・月はなかなか出てきませんが、GPVでは午後8時ごろ少し雲が薄くなりそうでした。

!!!ぼんやり、見えてきました。午後8時ごろ、お団子を食べ終わったあとに午後8時ごろぼにゃりと。41cm望遠鏡ではうっすらと輪郭と模様も少し見えました。

追尾のみの設定しかできていませんでしたので手動状態でしたが、何とか見えました。

今日は「十六夜」です。お月見はその後も続きます。

  • 25日(旧暦八月十六日)【十六夜(いざよい)】
  • 26日(旧暦八月十七日)【立待月(たちまちづき)】
  • 27日(旧暦八月十八日)【居待月(いまちづき)】
  • 28日(旧暦八月十九日)【臥待月(ふしまちづき)】【寝待月(ねまちづき)】
  • 29日(旧暦八月二十日)【更待月(ふけまちづき)】
  • 10月1日(旧暦八月二十三日)【二十三夜(にじゅうさんや)】
  • 10月21日(旧暦九月十三日)【十三夜(じゅうさんや)】

【十三夜】はもうひとつのお月見の日として知られていますね。他の名前は他の季節の同じ月齢の月の名前にも使われますが、俳句や短歌の季語として正式に使われるのはこの旧暦の八月の月です。

左は関東風、右はあんで包んだ関西風(京都と大阪はこちらが多いんです。)神戸は関東風が多いようですね。

ところで、昨日はせっかくの神戸、私にとってはとても何十年という思いで深い地、せっかくなのでちょっとだけ楽しみました。

神戸元町といえばこの老祥記の豚饅頭ということで。

深夜アニメを見ている方ならおなじみの「かどの駄菓子屋株式会社フジバンビの黒糖ドーナツ棒」です!

そして時間が少しあったのでSL、蒸気機関車の「聖地」へ・・・

 

これどこ?・・・という方も多いでしょうが、JR鷹取駅の北側です!

ただし「北側」です。コンテナ車コキ100が・・・貨物駅側ですが、「鷹取駅は北側から!」というのがわかる方は・・・蒸気機関車、SLを知っている方です。ここにはSL操車場があった場所です!国鉄を支えていた列車操車場なのです。そして私が立っているマンションなどのあるところが元鉄道省鷹取工場。蒸気機関車工場だったのです。今ではマンションやコンビニなどになっています。

今はJRの外線(新快速、特急線)しか撮影できないのですが、かつては「つばめ」「はと」「かもめ」など国鉄、鉄道省の花形列車が羽を休めた地です。今は大阪方面行きの新快速がこの地を疾走しています。