今日は【中秋の名月】、【十五夜】の月です。

満月は明日の25日なのですが、旧暦の8月15日の月を【中秋の名月】【十五夜の月】と呼んでいます。収穫祭りの意味もあります。ススキは稲のかわり、お団子はサトイモのかわりという話もあります。

実は月見は今日だけではありません。昨日は【待宵】の月でした。

 

2018年9月23日の月

十五夜の前祭り、待つ宵という意味です。雲の中でしたが望遠鏡を向けてみました。

月に群雲・・・向かって右隣には火星も見えています。

雲が多いのですが、いちおう極冠もはっきり見えています。

雲の中ですがやはり土星も見えました!見てみるものです。

今日は十五夜ですが【名月】という呼び名もあります、その後も続きます。

  • 25日(旧暦八月十六日)【十六夜(いざよい)】
  • 26日(旧暦八月十七日)【立待月(たちまちづき)】
  • 27日(旧暦八月十八日)【居待月(いまちづき)】
  • 28日(旧暦八月十九日)【臥待月(ふしまちづき)】【寝待月(ねまちづき)】
  • 29日(旧暦八月二十日)【更待月(ふけまちづき)】
  • 10月1日(旧暦八月二十三日)【二十三夜(にじゅうさんや)】
  • 10月21日(旧暦九月十三日)【十三夜(じゅうさんや)】

【十三夜】はもうひとつのお月見の日として知られていますね。他の名前は他の季節の同じ月齢の月の名前にも使われますが、俳句や短歌の季語として正式に使われるのはこの旧暦の八月の月です。

ちなみに十三夜を見ないもしくは十五夜を見ない【片見月】が縁起が悪いというのは迷信、間違いです。これは昔の商売用語からきています。今のバレンタインデーや土用の丑の日のうなぎのようなものです。